看護局の取り組み
～各診療領域のリンクナースは様々な活動をしています～

せん妄予防ケア・生活機能低下予防ケア

老年看護専門看護師　藤村芳子

いつでも、最善の医療およびケアを提供するため、患者さんの日常生活に関心をもち、入院という環境変化に伴い、生活習慣が変わっても、もとの生活にスムーズに戻ることができるよう、患者さんの意思や生活を尊重したケアを実践しています。

発熱や食欲不振に伴う脱水症状や栄養状態の悪化、活動性の低下など、もとの生活に戻るために影響する要因に早期に気が付き、対応できるよう、患者さんの反応に気を配ったケアの実践、治療に伴う身体拘束をしないための環境の整備や声掛けにも配慮したケアを日々大切に提供しております。

 

精神科リエゾンチーム

精神科リエゾンチームは、精神科医師、精神科認定看護師、精神科薬物療法認定薬剤師、公認心理士がメンバーとして活動しています。

一般病棟に入院する患者に対して多職種で連携し、精神科医療の推進、個別性を大切にした治療やケアを心がけて実践しています。週１回のチームカンファレンス、緩和病棟との合同カンファレンスを実施して病棟ラウンドを行い、主科と協働しながら、患者が安全且つ安心して治療やリハビリ等を継続できるように支援を行っています。