研修医からのメッセージ
青森県出身、東北地方の大学卒業、研修2年目
1年目の研修スタートは外科からだった。
朝7時からのジュツカンさん(その日手術の患者さん)のライン取りから始まり、カンファレンスでのプレゼンテーション、輸液や処方などの指示出し、糸結びの練習、患者さんとのコミュニケーションの取りかたなどなど、医師としての基本を短期集中的に叩き込まれた。
医師人生が外科から始まったことで、その後のローテイトも思ったよりはスムーズに行うことが出来たような気がする。
外科は一つの科で消化器、呼吸器、小児、内分泌疾患を扱うが、内科はそれぞれが独立し患者さんの治療に取り組んでいる。
その対比が面白く感じられます。
青森県出身、東北地方の大学卒業、研修2年目
1年次は麻酔科から始まり、外科、消化器科、呼吸器科、循環器科をローテイトした。
循環器科は青森県南から岩手県北までの急性心筋梗塞が搬送されてくるため、昼夜を問わず忙しい毎日であったが、周囲の先生方に御指導いただきながらさまざまな経験や知識を得ることができた。
医師数が少ない病院であるだけにさまざまな症例をたくさん経験できる。
宮城県出身、東北地方の大学卒業、女性
1年次は内分泌糖尿病科・麻酔科・消化器科・循環器科・外科をローテートしました。
慣れた頃に終了してしまうので物足りない気もしましたが、どの科をまわっても患者さんとのコミュニケーションのとり方や基本手技は学べますし、緊急時の対処なども叩き込まれます。
副当直では上級医の診察を見学するだけでなく、自ら診察をしたりして指導を受けたりもします。
3次救急病院であるので、交通外傷や心筋梗塞、クモ膜下出血などの患者さんが救急車で次々と運び込まれ目まぐるしい夜もありますが、検査や診断への導き方や基本手技を習得するのに良い機会になると思います。
青森県出身、東北地方の大学卒業、研修2年目
当然ながら他の研修病院を知りませんので比較の仕様がありませんが、私自身は大分精神的に成長したものと思います。 何も分からず始まって、現在は何かは分かる程度にはなりました。今後も勉強を続けていくしかないでしょう。一番最初にお世話になった科の指導医は、回診の際に必ずしゃがんでベッド上の患者さんと目線を合わせるようにしておりました。
当時はそれがなんだか不自然に思えました。
が、最近気がつきましたが自分も知らずにしゃがんで話すようになっておりました。
現在は特に不自然だとは思いません。どこの研修病院であろうとも医師としての職業倫理?姿勢?なんといっていいか分かりませんが心構えは身につくものだと思っています。これからも頑張ります。
神奈川県出身、東北地方の大学卒業
毎日毎日がめまぐるしい日々ではありますが、沢山の経験ができます。
やる気があって体力に自信がある人、救急車の音が嫌いでない方にお勧めです。
仕事をした後には、近くにおいしいご飯やお寿司を食べるところや居酒屋もあって、楽しい日々が送れると思います。
青森県出身、東北地方の大学卒業、研修2年目
1年目のスタートは循環器内科。
研修は典型的なOn the Job Training..
一番最初に2年目ローテーターから、「診断、ムンテラ、手技の技術は見て覚えるもの(盗むもの)で教えてもらうものではない。」と教えられ、その後は教えてもらうというよりは何で出来ないのかという厳しい目線で研修することになった。
しかしながら、”不安定狭心症の定義”に代表されるように循環器の教科書の内容は千差万別である。
日々の会話の中からあいまいな情報を掬いだし、膨大な情報の中から上の先生が信仰している概念を限定していくには3ヶ月のOnJTでは絶対的に足りなかったと思う。
教科書を探しに行く休みもなく、書店に注文した本は届くのには2ヶ月かかり循環器内科の研修が終わってから届くというありさま。
どうなることかと思いながら、その後閑な科を回りながら循環器の勉強を続けた。
救急部のOff the Job Trainingや、内科の教え好きな先生との出会いもあって何とか循環器疾患をみて動けるようにはなったが、一年経って感じるのは、意外と何とかなるものだなという気持ちと、どうして作業効率の良いOffJTを採用しないのだろうという気持ちの半分半分だ。
宮城県出身、関東地方の大学卒業、研修2年目
私がこの病院を選択した理由は数多くの症例を経験するためでした。
1年間研修が経過して、経験した手技は具体的には気管挿管、中心静脈カテーテル挿入、上部・下部内視鏡、胸腔穿刺、トロッカー挿入、腹腔穿刺、腎生検、心臓カテーテル検査、小外科手術です。
その他、重症患者の管理等、たくさんの経験をさせていただきました。
今後も積極的にいろいろな症例を経験していきたいと思います。