八戸市立市民病院の理念・基本方針
理念
八戸市立市民病院は市民の生命と健康を守るため、常に医療の質の向上に努め、患者中心の恕[おも]いやりのある医療を提供します。
基本方針
- 私たちは、患者の権利を尊重し、患者中心の安全な医療を提供します。
- 私たちは、地域中核病院としての役割を果たすため、診療機能を充実します。
- 私たちは、恕[おも]いやりのある、技術に優れた医療人を育成します。
- 私たちは、地域の保健・医療・福祉機関と「顔の見える」連携を推進します。
- 私たちは、良質な医療は健全な経営の上に成り立つことを自覚し、経営に参加します。
- 私たちは、仕事に誇りを持ち、互いに理解し協力し合い、働きがいのある職場を創ります。
臨床における倫理に関する方針
臨床における倫理に関する方針
八戸市立市民病院は、患者の尊厳と人権に配慮した最善の医療を提供するために、「臨床における倫理に関する方針」を次のとおり定めます。
- 患者の人権を最大限尊重し、患者に有益な医療を提供します。
- 生命倫理の関係法令や診療ガイドラインなどを遵守した医療を提供します。
- 医療の進歩に必要な研究の実施や、倫理的な問題を含むと考えられる医療行為等については、当院「倫理委員会」において、倫理的・科学的観点から十分な検討を行います。
八戸市立市民病院シンボルマークの意味
このホームページでも使われている八戸市立市民病院シンボルマークは「Hachinohe」と「Hospital」の頭文字である「H」をアレンジしております。
中央のクロスは、第1に「患者中心の医療」、第2に「地域の中核病院としての当院」という市民病院の基本的な考え方を示しております。
左側の曲線が患者さん、右側の曲線は当院を表し、両者が支えあい、信頼と満足のもとに生命の安全と健康保持に努める姿をイメージしております。
また、左側を地域の保健・医療・福祉機関、右側を当院として連携の姿とみることもできます。更に、左側を研修医等、右側を当院として教育研修の姿とみることができます。総体として、当院の基本理念をシンボル化したものです。
色は、「安心」・「癒し」をイメージさせるグリーンをベースにした3色のグラデーションにしました。
・このシンボルマークは、院内公募の中から選定し、それを原案として専門家の応援を得て管理会議で決定しました。
宗教上の理由による輸血拒否に対する当院の対応について
八戸市立市民病院では、宗教上の理由により輸血を拒否される患者さんに対しても、輸血なしでは生命の維持が困難となった場合には輸血を行う(相対的無輸血)方針をとっております。
この方針を受け入れることができない患者さんには、安全な医療を確約できないため、転院を勧めます。