八戸ドクターカーでは、より安全で迅速な救命救急医療の実現を目指し、国土交通省東北運輸局と青森県警察の許可を得て、2023年9月からサイレン音を従来の「ピーポー」からイエルプ音「ヒュン、ヒュン」に変更します。
近年、救急車と一般車両の衝突や交通事故が社会問題となっています。乗用車の性能が向上して遮音性、静粛性が高まり、以前よりも救急車のサイレン音が一般車両に聞こえにくくなったとも言われています。八戸ドクターカーは乗用車型です。救急車と比較して、一般車両から視認しにくく、サイレン音も聞こえにくいと言われます。八戸市立市民病院では、八戸工業大学とサイレン音に関する共同研究を行った結果、イエルプ音「ヒュン、ヒュン」のほうが、ピーポー音よりも聞こえやすく、周囲の人や車両に認識されやすいことがわかりました。
八戸ドクターカーの安全運行と救命救急医療に地域の住民のみなさまのご協力をよろしくお願い致します。